安全運転管理者講習に出席してきました。
安全運転管理者講習に弊事業所の西川秀一郎氏が出席してきました。
今回の講義で印象に残る内容は、大阪府の交通事故発生状況です。
令和3年の全国での死者数及び負傷者はいずれも減少したのに対し、大阪府府の死者数は増加したとの報告でした。
令和3年全国の交通事故発生状況
件数 305,196件
負傷者 362,131人
死者 2,636人
死者数は前年と比較して203人減少し、統計史上最小。
令和3年大阪府の交通事故発生状況
件数 25,388件
負傷者 29,560人
死者 140人
死者数は140人で、前年と比較して16人増加。
交差点、交差点付近での事故が7割で最も多い。
高齢者事故の特徴を知ることが、事故防止にもつながり、事故の背景には運転者と高齢者の意識のズレがあるようです。
高齢者事故の特徴
① 道路横断中の事故が大半を占める
② 横断歩道以外の場所での横断中事故が多い
③ 運転者から見て道路右側からの横断時の事故が多い
④ 高齢者の自宅周辺で事故に遭っている
⑤ 日没前後から夜間にかけての事故が多い
運転者は、高齢者がいることに気づいた時点で、危険な横断をするかもしれないと予測し、動静に注意して万が一に備えた運転を心がけることが大切ということでした。