「心に寄り添う」リハビリでその人らしさを大切に

訪問リハビリの目的は、利用者様の「自分で出来ることを増やす」ことです。身体機能の改善はもちろんですが、私たちは何よりも利用者様とご家族様の「心に寄り添う」リハビリを大切にしています。
どれだけ効果的なメニューを組んだとしても、もしそれがなかなかスムーズに進まず利用者様がどんどん落ち込んでいくとしたら、それは正しい進め方と言えるでしょうか。私たちはそれを正しいとは思いません。利用者様とご家族様の気持ちや思いを伺い、要望を確認したうえで専門家としてメニューを組み立てる。そうすることで初めて納得のいく進め方が出来ると私たちは信じています。
また訪問リハビリは、利用者様と自宅環境の適合性を調整する役割も担っています。自宅生活の中で、利用者様の身体機能の維持・向上を図りつつ、医療機関では行えない実際の生活場面に即したアプローチを実施します。もちろん他職種との連携は不可欠です。主治医、看護師、ケアマネージャー、ヘルパーとの連携を大切に、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士といったリハビリ専門職が、利用者様とご家族様のご要望にお応えできるサービスを提供します。
すべては利用者様の「自分で出来ることを増やす」ため。そして生活環境を元に戻していくために。私たちは利用者様とご家族様の「心に寄り添う」ことで、その人らしい在宅生活の維持と向上をお手伝いいたします。