手軽に始めれる効果的な運動のお知らせ
連日の厳しい暑さから解放され、秋風を感じるようになってまいりました。寒暖の差が激しく、体調管理が難しい時期でもあります。健康維持のためには、体力、免疫力を高めることが大切であり、日々の運動が必要になります。
そこで、涼しくて過ごしやすい季節にはウォーキングがおすすめです。今回は、ウォーキングのポイントや効果についてご紹介いたします。
◆歩幅を広げて歩く
ウォーキングは有酸素運動のひとつです。内臓脂肪は有酸素運動によって燃焼しやすく、ウォーキングを継続的に行うことで糖質と脂肪を燃焼させてメタボリックシンドロームの解消にもなります。
また、歩幅を広げて早歩きをすれば、心拍数が上がり血液の循環が促進され、心肺機能が強化されます。そして血圧や血糖値、中性脂肪などの数値が下がることで、動脈硬化のリスクも軽減できます。
◆自律神経を整える
ウォーキングを行うことで、心のリフレッシュに繋がり、自律神経の働きを正常に戻すことができます。ウォーキング等の適度な運度は、自律神経のバランスを整え、ストレスや不眠の解消に役立ちます。
◆肌や腸の働きを良くする
便秘や肌荒れといった悩みも、食生活の乱れはもちろん、運動不足もその原因となります。
運動により、腸の働きを正常に保つことも大切です。運動をすることで血液の循環がよくなり、代謝も上がります。
◆大切なのは、継続すること
運動習慣を持つためには、無理なく気楽に始めることが肝心です。1回20分〜30分のウォーキングで十分です。大切なのは気持ち良く運動することで、自然と生活の一部となり習慣化されていきます。
◆まとめ
はじめから無理をする必要はありません。歩く時間や距離は徐々に長くしていけばいいわけです。翌日に疲労感や筋肉痛を感じない程度が目安です。自分のペースで続けていきましょう。
心地よい秋風を感じながらのウォーキングはとても気持ちが良いものです。ウォーキングのポイントを意識して、手軽で効果の高い運動習慣を取り入れてみましょう。
いちむじん訪問看護ステーション リハビリ室