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社内での取り組みについて

いちむじん訪問看護ステーションでは定期的な社内研修を実施しています。
2月は理学療法士による、呼吸リハビリについての研修がありました。
研修内容のポイントは、呼吸器疾患等の利用者様に対して一般的に呼吸介助を行うのですが、呼吸介助だけでは成果が出ない場合もあり、胸郭の動き以外の問題点にも着目する必要があるということです。
肋骨の動きを制限する原因は様々で、今回研修では呼吸と横隔膜の機能についてと呼吸機能へのアプローチについての紹介がありました。
呼吸と横隔膜の機能について
①呼吸の仕組み
肺自体には運動能力がなく、呼吸筋による呼吸運動により換気が行われています。
呼吸筋は、呼気筋と吸気筋に分かれ努力呼吸のみ動員される筋を呼吸補助筋と言います。
呼吸補助筋は、斜角筋、胸鎖乳突筋、僧帽筋、小胸筋などがあります。
②安静時呼吸筋
安静時吸気筋は、横隔膜、斜角筋、肋間筋で安静時でも活動し、作業強度が増加した場合は活動が強まります。
③横隔膜の機能
•主呼吸筋としての機能があり、静止時呼吸の70-80%の仕事量を担っています。
残り20-30%は斜角筋、胸鎖乳突筋、外肋間筋、胸骨周辺の肋骨筋が担っています。
④横隔膜の機能不全での影響
これらの筋の活動性が低下すると、横隔膜に影響を及ぼすことになり、呼吸機能の低下が考えられます。
逆をいえば、筋膜で連結された筋などにアプ ローチすることで横隔膜の機能を高めることが可能になると考えられます。
⑤まとめ
・呼吸療法は多角的な目線が必要になります。
・横隔膜にこだわらず、たとえば呼吸補助筋等に目線を向け多角的な方法論でアプ ローチが重要だと言えます。
以上の様な研修をきっかけに研鑽を深め、利用者や関連事業所の皆様に還元できるよう、今後も努めてまいりたいと思います。

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