秋バテに御用心
秋は季節の変わり目で体調を崩す方も少なくありません。
高齢者の場合、基礎体力・免疫力が低下している為に体調を崩しやすく、毎日の生活にも注意が必要です。
季節の変わり目における体調不良(秋バテ)の原因は?
❶自律神経の乱れ
気温差や気圧の変化が大きくなると、それに身体がうまく順応できず自律神経が乱れがちになります。夏の疲れが蓄積していると、体温調節・血液循環・代謝機能にも影響を及ぼします。
❷内臓の冷え
夏は空調の効いた部屋で長時間過ごしたり、冷たい食べ物や飲み物を摂り過ぎることで内臓の冷えが起こります。
内臓が冷えた状態だと秋になっても下痢、便秘、食欲不振など消化器系の症状が出やすくなります。
✔︎秋バテの症状をチェックしてみましょう。
・倦怠感(身体のだるさ)
・立ちくらみ、めまい
・食欲不振
・胃腸の不調、下痢、便秘
・疲労感、疲れやすい
・不眠
・頭痛
・肩こり
・集中力、やる気の低下
当てはまる項目が多い方は、以下のような方法で対策を行いましょう。
・バランスの良い食事を1日3食よく噛んで食べる
・適度な運動を行う
(ウォーキング、ストレッチ、肩まわし)
・高すぎない温度のお風呂にゆっくり浸かる
・早寝早起きでしっかり睡眠時間を取る
・体温調整しやすい服を着る
食事・運動・入浴・睡眠・体温調節といった毎日の生活を整えることで、秋バテを予防できます。これからの季節の体調にも気を付けて素敵な秋を過ごしましょう。