ギックリ腰は予防できる?
・落ちたものを拾おうと前屈みになった時
・くしゃみが出た時
そんな些細なことがきっかけで、腰に激痛が走ることがあります。ギックリ腰とは俗称で、医学的には急性腰痛症と呼びます。
しばらく安静にしていると治りますが、甘んじて元の怠惰な暮らしを続けていると再発しやすい性質があります。
では、再発を防ぐ方法はないのでしょうか?
ギックリ腰の多くは、"仙腸関節"のオーバーモビリティ(動きすぎ)から起こります。
つまり、『動きすぎ』がしっかりと抑えられるとギックリ腰の再発防止に繋がります。
"仙腸関節"とは、背骨の末端にある仙骨と骨盤の腸骨が作る関節で、ほとんど動かない関節なのですが、わずかな可動性があります。
そこで腸骨をキュッと引き締め、仙腸関節の可動性を抑えてあげるとギックリ腰の予防になるというわけです。
具体的な方法として、骨盤底筋群・腹横筋・横隔膜・多裂筋といった体幹のインナーマッスルを意識して鍛える事が有効的ですよ。