筋トレすれば治る?肩こり・腰痛の意外な落とし穴
身体には「硬い筋肉」と「弱い筋肉」があり、この筋力バランスが崩れることで、肩こりや腰痛が起こるといわれています。
そのため、
「硬い筋肉はストレッチでほぐし、弱い筋肉は筋トレで鍛えるべき!」
という考え方もよく聞かれます。
一見、肩こりや腰痛の改善策として正しそうに思えますが、弱い筋肉を無理に鍛えようとすると、かえって症状が悪化する場合もあります。
弱い筋肉=本当に弱いとは限りません。
実は、筋肉が「弱く感じる」とき、
それは本当に弱いのではなく、頑張り続けて疲労が溜まっているだけということもあります。
そのような筋肉にさらに負荷をかけて鍛えようとすると、まるで疲れた社員に残業を強いるようなもの。
筋肉が強くなる前に疲弊してしまい、結果として凝りや痛みが強くなる恐れがあります。
「筋肉は裏切らない」?
肩こり・腰痛では“裏切る”こともあります。トレーニング好きの方の間では「筋肉は裏切らない」という言葉を耳にしますが、肩こり・腰痛に関しては、筋肉が“裏切る”こともあるのです。
まとめ
疲れた筋肉を鍛えるのは逆効果!どの筋肉をストレッチし、どの筋肉を鍛えるべきか、その見極めをしっかり行うことが大切です。
