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防ごう!梅雨から夏にかけての食中毒!

食中毒の主な原因である細菌は、暖かく湿気が多くなるこの梅雨から9月頃までが増殖期です。発生メカニズムを知って食中毒を防ぎましょう!

 

「寝かせたカレー」は作ったその日より一晩寝かせた方が味が馴染んで美味しいと聞きますよね。

実はこの「寝かせる事」が原因で、食中毒が起こる事があるのをご存知でしょうか?

 

100°Cで加熱しても完全に死滅させることができない細菌(ウエルシュ菌)がいるのです。

1度調理した煮込み料理でも、ゆっくり冷める過程で、酸素の少ない鍋底で急速に増殖します。

 

以下を心掛けましょう
前日調理は避け、加熱した食品は常温放置せず、小分けにして速やかに冷却。

(43℃から47℃が増殖しやすい)
 保存は10℃以下。
 再加熱時は良くかきまぜて、沸騰させるくらいに加熱する。

 

基本的な食中毒予防の3原則は

①つけない②増やさない③やっつける

 

①つけない: 清潔に

調理の前は手を洗い、肉や魚などを扱った調理器具は使用する毎に洗剤で洗い、できるだけ殺菌する。

②増やさない: 低温保存

細菌の多くは10℃以下で増殖のペースがゆっくりとなり、マイナス15℃以下で増殖が停止します。

③やっつける: 加熱・殺菌処理

細菌やウイルスは加熱によって死滅するので、しっかり加熱して食べましょう。

 

食中毒予防は衛生管理が第一ですが、免疫力を高め、普段から体調管理を整えておく事が大切です

栄養バランスの良い食事と睡眠時間の確保、適度な運動を心掛け、ストレスを溜めない生活を心がけましょう。

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