夏の冷え症にご注意❗️
『冷え性』とは、体温調節機能が低下し、体の中心部である体幹や手足が十分な血液供給を受けられず冷たくなる状態を指します。
・手足の冷え
・肩こり
・腰痛
・むくみ
・頭痛
・だるさ
・食欲低下
これらが代表的な症状で、夏の冷え性には以下のような原因があります。
❶冷房による急激な温度変化
…屋外の暑い気温と冷房の効いた室内の温度差は、体温調節を狂わせ、自律神経が乱れ血液循環が悪化し冷え性を引き起こします。
❷夏の冷たい飲み物や食べ物の摂取
…内臓温度を低下させることで血液循環を悪くし、冷え性を悪化させる要因となります。
夏の冷え性によるリスクは、【冷えによる免疫力低下】が最も深刻なものと言えます。特に夏はウイルス感染や細菌感染のリスクが高まる季節であり、免疫力が低下することで感染症にかかりやすくなります。
また、夏の暑さによって体力が消耗しやすくなるため、冷え性に悩まされると更なる疲労感を感じやすくなります。
冷え性が持続することで、日常生活にも支障をきたす可能性があります。
夏の冷え性を改善するためには、体温調節を整えることが重要です。
①こまめに水分補給をしましょう。
…体内循環を良くする為、こまめな水分補給は重要です。特に夏は体温調節に多くの水分が排出されるため、水分摂取を心がける必要があります。体温や環境変化に応じて飲み物の温度を変えることも重要です。
②室内での適度なストレッチ・軽い運動をしましょう。
…同じ姿勢や運動量の影響で特に血流が悪くなりますが、夏の室内は薄着で冷える場合も少なくありません。休憩や定期的なストレッチ、夕方など暑くない時間帯での運動をお勧めします。
③常温の飲み物や温かい食事を摂りましょう。
…夏は冷たい食べ物を好んでしまいますが、三食に一回は味噌汁やスープで内臓を温めてあげましょう。冷え性改善だけでなく、代謝アップや肌改善につながります。
④冷房の効いた室内にいる際は、薄手の羽織も持参して体温調節を行いましょう。
…室内と屋外の温度差に体がついていけないことが冷え性を悪化させる要因となるため、調節しやすい服装を心掛けることが大切です。特に睡眠中に体を冷やすことの健康被害は大きいですので、1枚でも布団やタオルケットを体にかけて寝るようにしましょう。
また、夏は汗をかきやすい季節でもありますが、汗をかいた後の冷房の効いた場所への直行は避けましょう。汗をかいたまま冷房に当たることで、体温が急激に下がり冷え性を引き起こす可能性があります。タオルで汗を拭ったり、水分補給を心掛けたりすることで、体を冷やしすぎないようにしましょう。
暑い夏!上手く乗り切りましょう!