8月、いよいよ夏本番。
- 暑い日が続き…
『全身の疲労感・食欲不振・無気力』など
夏バテ症状が出ている方も多いのではないでしょうか?
夏バテ症状を改善するには
・身体の疲労回復をしっかり行うこと
・自律神経が集まり、免疫の要でもある腸を整えることが大切です。
そこで意識したいのが食事と睡眠。
✔︎食事
食欲のない夏は、さっぱりとした冷たい麺類などが多くなります。しかしこれは、胃腸が冷えると同時に、糖質の多い食事となり、糖質をエネルギーに変えるビタミンB1が不足しがちになります。
※ビタミンB1が不足すると、活動や回復に必須のエネルギーが作れなくなって疲労感が増し、夏バテの症状を悪化させてしまいます。
良質なタンパク質・高エネルギー・高ビタミンの食材を積極的に摂取し、栄養のバランスを重視した食事を心がけましょう。
▶︎(ビタミンB1が多く含まれる食品)
豚肉、ウナギ、レバー、子持ちカレイ、紅サケ、玄米、豆腐、さつまいも、そば、マカロニなど
✔︎睡眠
寝苦しい夜はつい、エアコンに頼りがち。
設定温度を下げ過ぎると身体を冷やし過ぎてしまい、だるくなったり夏バテにつながります。
ではどうして、身体が冷え過ぎると夏バテに繋がりやすいのでしょうか?
①ヒトの体温は夕方から夜に高くなり、下がり始める時に眠気が訪れ、明け方から体温が上がってきます。
しかし、エアコンで身体が冷えていると体温が上がりにくいため、身体が動くスイッチが入らず、起床時のだるさの原因になります。
②ヒトの身体は汗をかくことで体内の熱を逃がして体温調整をしているのですが、身体が冷えてしまうと、本来の調整機能が働かず、自律神経を乱してしまいます。
夏の掛け布団は寝冷え防止に、腹部だけ掛ければ良いと思い込んでいる方が多いようです。しかし実は、布団を足元まで掛けて身体を冷やさない方が、体温調節がスムーズになります。
身体を冷やし過ぎず、人間が持つ本来の体温調整機能を高めて夏を乗り切りましょう!