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2021.01.25
筋力低下と転倒を防ぐために
新型コロナウイルス感染症の拡大で外出自粛が呼びかけられ、高齢者が自宅にとどまる日々が続いています。家に閉じこもることで筋力が低下してしまい、高齢者の転倒の大きな要因となっています。転倒による骨折で寝たきりになり、要介護の状態になることは決して少なくありません。また、高齢者の外出自粛が長く続けば、要介護状態の一歩手前である「フレイル」になるリスクも高まります。フレイルとは、健康な状態から要介護状態へ移行する中間段階のことです。家に閉じこもりきりになることで、筋力などの身体機能が低下するほか、認知障害やうつ病などの精神・心理的問題、あるいは孤立や孤食などの社会的問題が発生しがちとなります。それらが複合的に作用することにより、要介護状態へと移行してしまうのです。なぜ短期間の間にさまざまな機能が低下してしまうのかを調べてみると、1週間安静な状態が続くと15%の筋力が低下し、3〜5週間で50%の筋力が低下すると言われています。そこで、筋力低下予防のため、自宅でできる簡単な運動を紹介します。一日に3回くらい運動するのが目安です。運動を楽しみながら継続するため、好きな音楽やラジオなどを聞きながら行うのもオススメです。椅子に座りながらできる足のトレーニング(画像参照)・椅子に座り、両手で椅子のはしを持ち体を支えます。・片足を伸ばしながら、爪先を手前に近づけます。・3秒止めて下ろします。・片足10回づつ行ってください。転倒の原因の1つに、膝が伸びなくなってしまうことが考えられます。膝が伸びなくなってしまうことで、足の支えが低下して足を擦って歩くようになってしまいます。そのため、段差に躓きやすくなり転倒の原因となってしまいます。そのため、膝を最後までしっかりと伸ばす筋肉を鍛えておくことが大切になります。皆様、無理のない範囲での運動を継続させ筋力低下を防ぎましょう。いちむじん訪問看護ステーション リハビリ室 -
2021.01.03
明けましておめでとうございます
旧年は、新型コロナウイルス感染症一色でたくさんの事を考えさせられる年でした。
いちむじん訪問看護ステーション(以下いちむじん)においても、社員一丸となって感染対策に取り組んで参りました。また、ご利用者・ご家族の皆さま、関係者の方々におかれましても感染対策にご協力下さったこと、この場をお借りして心より感謝申し上げます。2021年のお正月は、自粛モードで例年とは違った静かな年明けを迎えられたことと思います。特にご高齢の方はストレスの多い不安な日々をお過ごしと思います。いちむじんは、皆様に寄り添い少しでも不安が払拭できますようにサポートしていきます。さて、今年度いちむじんは10年目を迎えます。昨年は看護師、理学療法士の増員を行い、ますますサービスの充実をしていく所存でございます。1日でも早く新型コロナウイルス感染症が収束することを祈願致しまして、新年のご挨拶とさせていただきます。いちむじん訪問看護ステーション一同 -
2020.12.16
新型コロナウイルス感染症への対策のお知らせとお願い
ご利用者およびご家族の皆様へ
新型コロナウイルス感染症への対策のお知らせとお願い
平素より、いちむじん訪問看護ステーションのサービスをご利用くださいましてありがとうございます。皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染症の第3波拡大をご心配されていることと思います。そこで、いちむじん訪問看護ステーションの考え方と対応、サービスを続けるための職員体制について、再度お知らせいたします。また、訪問看護にあたり皆様にお願いしたいこともお伝えさせていただきます。何卒ご了承の上、ご協力いただきたくお願いいたします。
1.いちむじん訪問看護ステーションの方針
本ステーションでは現在の状況下にあっても、できる限り通常どおりの訪問看護サービスを提供したいと考えています。しかしその際、ご利用者様やご家族様が新型コロナウイルス感染症にかかる可能性や訪問看護を行うスタッフがかかる可能性を想定した対応を実施いたします。
1)スタッフ全員、毎日検温を行います。37.5℃以上の発熱やのどの痛み、咳、だるさといった症状が少しでもある場合は、新型コロナウイルス感染症の診断がつかなくても自宅待機とします。
2)スタッフの家族に発熱等の症状がある場合も同様に、症状が治まるまでの間は自宅待機とします。
3)研修会を含め、多くの人が集まる会への参加はいたしません。必要時は、感染予防対策を行います。
4)感染拡大や、学校等の休校により、出勤困難なスタッフが増えた場合、状態が安定されている方には訪問回数を減らすなどのご相談をさせていただきます。また、担当スタッフ以外の者が、代わりに訪問する場合もあります。
5)事業所に、新型コロナウイルスの感染症が発生した場合には、保健所の指示に従い事業所を一時的に休止する場合があります。
6)スタッフは訪問時、手洗い、手指消毒、マスク着用を徹底し、必要時はフェイスシールドを着用します。
7)お部屋の換気の為、窓を開けさせていただく場合もあります。
2.ご利用者様・ご家族様へのお願い
1)ご自宅にてご利用者が発熱等の症状がないか確認をさせていただきます。
2)ご利用者様が新型コロナウイルス感染症を疑われた場合は、主治医と相談し対応させていただきます。他のご利用者へのウイルス感染を予防するため、病状によっては訪問看護を中止させていただくか、訪問を 1 日の最後の時間に変更させていただくことがあります。
3)ご家族に発熱等の症状がある場合は、スタッフが訪問し、ご利用者様の看護やリハビリ等を実施している間は、別室にて待機してくださいますようお願いいたします。
4)ご利用者様・ご家族様も手洗いや咳エチケットを行い、マスクを着用していただくことをお願いします。
いちむじん訪問看護ステーション
072‐447‐7117
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2020.11.18
冬場は低温やけどにご注意
11月も後半に入り、肌寒い日も増え、日中の日差しの暖かさに癒される今日この頃です。
寒い季節になると、電気敷布をはじめ、使い捨てカイロや電気毛布、湯たんぽ、電気こたつといった暖房グッズが欠かせなくなります。ここで注意したいのが「低温やけど」です。冬に多くなる低温やけどについて、予防や注意点、対処法などをご紹介させていただきます。「低温やけど」とは、カイロや電気カーペットはど体温より少し高めの温度(44℃~50℃)のものに長時間触れ続けることによって起きるやけどのことを言います。痛みを伴わず気付かないうちにやけどが進行してしまうこともあり、軽いやけどと思われがちですが、重症化してしまうケースも多く見られます。低温やけどは、以下のような人がなりやすいといわれています。皮膚の薄い高齢者寝返りができない乳児知覚や運動能力に麻痺がある方糖尿病などで手足の循環が悪い方泥酔している方体の感覚が鈍くなっている方・低温やけどの予防方法貼るタイプの使い捨てカイロは、貼ったまま眠らないように注意しましょう。こたつやホットカーペットの温度調節やタイマーをかけましょう。・低温やけどになった時の対処方法低温やけどになってしまった時は、軽症か重症か分からなくても、必ず医療機関を受診しましょう。低温やけどをしたら、その場で直ちに冷却してください。冷却は常温の水道水などの流水で20分程度を目安に行います。低温やけどは、気をつけていれば予防できます。使い方を必ず守り、低温やけどを予防して冬を乗り切りましょう。 -
2020.10.29
冬への準備のお知らせ
少し前までの暑さに変わり、徐々に肌寒くなってきました。
日本には、四季という美しい景色があり、四季折々の旬の食材を楽しむこともできます。旬の食材は、栄養成分が豊富で、その時期に合わせて、私たちの体調を整える働きがあります。秋は美味しい食材が豊富な季節で、夏の暑さで弱った胃腸を回復し、体を温めてくれる効果も期待できます。今回は、夏の疲れをリセットする秋の食材について、少しご紹介します。⭐︎まいたけ免疫機能がアップするβ-グルカンが多く、ガンや高脂血症の予防効果でも注目され、脂質をエネルギーに変えるビタミンB2はキノコの中でも特に多く含まれています。⭐︎柿1個で1日分のビタミンCが摂れるといわれているほど、ビタミンCが多く、みかんやレモン果汁よりも多く含まれています。実だけでなく葉にもビタミンが多く含まれており、お茶に利用されています。⭐︎鮭消化・吸収のよい良質のたんぱく質やビタミン類を含みます。身に含まれる赤の色素はアスタキサンチンと呼ばれ、ビタミンEの約1000倍という強い抗酸化力を持っているとの事です。秋は他にもたくさんの栄養価の高い食材豊富です。バランスよく取り、来たる冬に備えていきましょう。 -
2020.10.17
「泉佐野糖尿病セミナー2020」に参加しました。
令和2年10月15日(木)に関西エアポートワシントンホテルで開催されました「泉佐野糖尿病セミナー2020」に弊事業所の看護部から万代氏、リハビリ室から西川氏・井岡氏が参加しました。
新型コロナ禍における糖尿病管理の講演では、糖尿病患者が新型コロナに罹患する事で重症化しやすいとの情報の根拠等を学ぶことができました。
また地域での新型コロナ禍に対して、和歌山ろうさい病院の取り組み方法の事例紹介もあり、訪問看護事業所として現場に活かせる情報も収集できる機会となりました。
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2020.09.29
インフルエンザワクチンについて
猛暑から一変、朝晩の冷え込みを感じようになってきました。
今年は例年より増して、新型コロナウイルスへの不安もあり、インフルエンザ予防接種への関心が高まっています。
風邪とインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症は症状が判別しにくいため、インフルエンザも可能な限りの予防と、かかったときに軽症に抑える対策が必要です。インフルエンザワクチンは、接種から効果を発揮するまでに2週間前後かかる可能性が高いと言われています。最適時期は、10月上旬から12月中旬まで。流行が始まる前の接種が望ましいです。今年は体調を崩された際、新型コロナウイルス感染との区別をつけることが必要になります。ワクチンは毎年型が違いますので、昨年接種していても今年また接種し、インフルエンザにかかりにくい状況を作っておく事をお勧めいたします。 -
2020.09.14
リハビリ室からのお知らせ
いちむじん訪問看護ステーションのリハビリ室が本格始動してから、早いもので5年が経ちました。初めは試行錯誤を繰り返しながら、地域に貢献したいという一心で進んで参りました。今では少しずつですが、いちむじんのリハビリを知っていただけるまでに成長してきました。その中で、日曜日のリハビリ依頼をいただく機会が増え、ご依頼に対応できるよう人員拡充に力をいれて参りました。この度、日曜日のご依頼に応えれる人員になりましたので、お知らせいたします。今後とも、いちむじん訪問看護ステーションをよろしくお願い申し上げます。 -
2020.09.01
熱中症予防について
9月は秋の気配も漂いますが、まだ残暑の厳しい日が続いていますね。
新型コロナウイルスの心配もありますが、熱中症にも注意しましょう。
自律神経機能は年を取るに連れて低下していきます。また、暑さや喉の渇きも感じにくくなるため、熱中症予防のカギとなる水分補給が遅れがちになります。
今回は、「熱中症予防の体づくり」と「熱中症予防の環境づくり」のご提案いたします。
日常生活の一案として取り入れてくださいますと幸いです。
■熱中症予防の体づくり
①3食しっかり食べる
特に朝食は必ず食べましょう。基礎代謝が上がり、体温調節機能などの体の機能が目覚めます。栄養バランスのとれた食事を朝・昼・晩しっかり摂ることが何より大切です。
②運動して汗をかく
定期的に軽く汗をかく程度の運動をしましょう。発汗や放熱機能アップにつながります。
③こまめに水分を補給する
体に必要な水分は、食事から摂取するだけでは足りません。1日約1・2リットルを目安に水分補給しましょう。
●水分補給のポイント
• 1日8回に分ければ、1回分はコップに八分目ほど。
• カフェイン飲料は、利尿作用によって水分を排出してしまいます。
• アルコール飲料は、脱水症状を誘発する危険も。
• 経口補水液やスポーツ飲料は塩分・糖分のとり過ぎになる場合もあるので、要注意。
■熱中症予防の環境づくり
①朝型・夕型生活にシフトする
買い物や土いじりなど屋外での活動は、気温が上がる前の午前中か、日差しが和らぐ夕方以降に。
②涼しい服装をする
衿元を締め付けない、吸水性・速乾性に優れた素材の服装で過ごしましょう。
③冷房を活用する
体感に頼らず、30℃を超えたら冷房をオンに。「節電」や「好き嫌い」より「命を守る」ほうが大事です。
いちむじんではいつでもご相談承ります。
ご不安な時はご連絡ください。 -
2020.08.29
職員増員のお知らせ
夏の暑さも本番の最中ではございますが、
新たに私共、いちむじん訪問看護ステーションに理学療法士・言語聴覚士が入職いたしました。
訪問看護は人と人との関わりを切ることができない業種の一つであります。
私共も、日々技術の研鑽や最新知見を得る努力はしておりますが、人と人が織りなす効果に驚きを感じる時がございます。
今回の職員増員で、訪問看護・リハビリテーションを望まれる方々やケアマネージャーの皆様にとって、良いサービス提供ができるのではないかと思います。
いちむじんは引き続き一緒に働きたいと思われる専門職の皆様からのご連絡をお待ちしております。
今後とも、いちむじん訪問看護ステーションをよろしくお願い申し上げます。
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